大学2018年問題とは? – ついに大学間の熾烈な競争が始まる!?

大学2018年問題とは? – ついに大学間の熾烈な競争が始まる!?

大学の生き残り競争のイメージ

大学入学予備軍である18歳人口は、1992年の205万人をピークに徐々に減少し、2015年には、120万人にまで減少してきた。 一方で、大学進学率は、1992年では、26.43%(大学入学者数:541,604人)だったのが、時代背景とともに、2015年は、51.67%(大学入学者数:617,507人)まで進学率が上昇した。そのため、人口は減っては来ていたが、進学率が高まったことにより、結果として、大学入学者の実数は、75,903人増加という状況でここまできていた。

2018年を境目に、大学入学者が減少トレンドへ

この右肩上がりの状況も、2018年を境に、少子化の影響から、ついに大学入学者は、減少傾向に転ずることとなる。その後、減少の一途をたどり、2030年には、18歳人口は、ついに100万人を下回り、大学入学者数は、2015年と比べて、およそ10万人減ることになることが想定されている。 つまり、2030年には、入学定員500人規模の大学200校(大学学校数全体の25.67%)が無くなってしまうだろうということだ。 数字だけを捉えると、このような数値になると推察されるが、実際には、人気や場所・規模の大小により、最悪のケースだと、半数近くの大学が経営不振に陥り、閉校してしまうのではないかという予測もある。

市場原理の中、大学の真価が問われてくる

企業の場合は、こういう未来に先駆けて、新たな収益源を模索し、同時にコスト削減と大きく舵を切っていくのが通常だが、象牙の塔とまで揶揄されてきた大学が、果たしてどういうイノベーションを起こしていけるのか?これからの各大学の動向に注目していきたい。

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